一般内科

神経内科・脳神経内科

・脳卒中

 

脳卒中とは脳の血管の病気で脳血管障害とも言います。卒(にわか)に何かに中った(あたった)ように卒倒することを意味しています。脳卒中には、血管が詰まる脳梗塞、血管が破れる脳出血・くも膜下出血があり、脳梗塞には、小血管が詰まるラクナ梗塞と大血管が詰まるアテローム血栓性脳梗塞、血の塊が血管に詰まる脳塞栓症があります。症状は似ていることもありますが、出血・梗塞・塞栓では発症の原因と治療法が異なってきます。FASTという標語があり、顔がゆがむ(Face)、手足に力が入らない(Arm)、呂律が回らない(Speech)といった症状が出現したら、発症時間(Time)を確認してすぐ(FAST)に救急受診することが大切です。Time is money.から派生したTime is brainという言葉があり、一刻も早い治療が大切ですが、発症予防が何よりも重要なのは言うまでもありません。日頃からの正しい生活習慣の積み重ねが脳卒中の予防につながります。

糖尿病

・糖尿病

 

 糖分は体の細胞に取り込まれて、エネルギー源として利用されます。細胞に糖分を取り込んでエネルギーとして活用するためにインスリンというホルモンを用いるのですが、そのインスリンの作用不足のため糖分を利用できなくなり、血糖値が高くなっている状態の事を糖尿病といいます。高血糖が続くと、口渇、多飲、多尿とった症状が出てきます。さらには、動脈硬化が進行し、細い動脈の障害として網膜症・腎症・末梢神経障害、太い血管の障害として脳血管障害・虚血性心疾患といった疾患が引き起こされます。

 これらの疾患の発症を予防するためにも、良好な血糖コントロールが大切です。コントロール目標としてHbA1cという血糖の指標があり、この数値を適切な目標値に維持していく事が重要です。そのためには、食事・運動が基本となりますが、コントロールが不十分な場合には薬物療法を行います。現在ではインスリン抵抗性を改善する薬剤、インスリン分泌を促進する薬剤、糖の吸収や排泄を調整する薬剤、インスリン注射など、状態にあった治療を組み合わせていくことになります。

 糖尿病治療の目標は、健康な人と変わらない日常生活を維持していくことであり、そのためには生活習慣を含めた総合的な取り組みが大切です。


眼科